J-1 Research Scholar

研究者プログラム

研究者プログラムは、米国での専門的な研究を通して国際的な共同研究を促進し、異文化理解を深めることです。

J1ビザとは

米国のJ-1ビザは交流訪問を目的としたビザで14カテゴリーあります。申請者は、認定された機関(交流訪問者ビザスポンサー)から交流訪問者として受け入れおよび承認を得ていることが必要です。イントラックスは米国国務省に認可されたJ1ビザのスポンサーとして数々の交流訪問プログラムを運営しています。本社は米国カリフォルニア州サンフランシスコ、日本支社は東京都港区に所在しています。
Intrax

米国での研究者プログラムとは(Research Scholar)

J1ビザのひとつ、研究者プログラム「J-1 Research Scholar」(以下、プログラム)の目的は、米国での専門的な研究を通して国際的な共同研究を促進し、異文化理解を深めることです。

(主な目的事項)

  • 米国と他国々の人々との相互理解を促進するための教育および文化的な交流
  • 受入先となる機関に、研究者候補として応じる
  • 国境を越えた問題(人種差別、メディア、政治、先住民コミュニティ、民主主義などを含むが限定されない)を認識し、それを共有する
  • プログラムの終了後は帰国し、得た知識や経験を共有することが期待される

参加者の基本条件

J-1ビザ申請には以下の条件を満たしていることが必要となります。
  1. 米国で研究者(Research Scholar)として活動するための教育および専門的な資格を有していること -大学院の学位またはPh.D.課程在籍であることが一般的。最低でも4年制の学士/学士号を持ち、その研究分野で少なくとも3年間の専門的な経験を有していること
  2. プログラム活動に参加するための十分な英語能力
    -イントラックスとのインタビューに合格すること
  3. 現在、テニュアトラックのポジションの候補者でないこと (テニュアトラック制とは、任期付き雇用により、若手研究者が自立した研究環境で研究・教育者としての経験を積み、最終審査によって専任教員となるキャリアパスを提供する制度)
  4. 直前の12か月間、プログラムの12か月間すべてまたは一部において米国に非移民として滞在していないこと
  5. 国際的および専門的な環境に適応するための十分な成熟度と能力を示していること
  6. 米国領事館または大使館でのビザ面接に合格すること
  7. 住居を自己手配すること
  8. イントラックスとの面接に合格すること

申請の流れ

  1. 申請書類を提出※
  2. イントラックスのインタビューを受ける
  3. 登録金の支払い
  4. 受入先の審査
  5. 参加費用の支払い
  6. DS-2019の受け取り
  7. SEVISの支払い
  8. 米国大使館・領事館で面接予約後、面接
  9. ビザの受け取り

※申請に必要な書類

申請者はまず以下の書類を提出すること

  • 英文履歴書(専門家としての経験と学歴の日付、場所、詳細を記入)
  • 英文学歴証明書(例:学位のコピー、現在の在籍証明)
  • 研究活動の詳細英文説明(指定のResearch Scholar Summary Formに記入)
  • 受入先からの署名入りのオファーレター(指定のOffer Letter)
  • 財政サポート/資金の証明
    米国国務省は、すべてのJ-1参加者がJ-1プログラム全体の期間にわたって十分な資金を有していることを要求しています。申請者は、米国到着時に最低でも$2,500の利用可能な資金があることを示さなければなりません。
  • 研究プログラムで資金の給付がない場合、プログラムの期間を通して月額$2,500相当の資金の裏付けがあることを証明する必要があります。
  • プログラム期間中、米国国務省の保険要件を満たす保険に加入し、証明書を提出すること(イントラックスでも有料で加入可能)
  • 過去に米国に入国したビザおよびそれに付随するDS-2019フォーム(該当する場合)
  • J-2申請者のパスポート、および関係証明書(結婚証明書、出生証明書など)(該当する場合)
  • 受入先によっては申請者の犯罪履歴の証明、予防接種の記録など、他の書類を要求する可能性があります。

受入先の要件

  • 指定のOffer LetterおよびResearch/Focus Area Summaryを厳守すること
  • ポジションが申請者の学歴と職歴に適していること
  • 有給の場合、米国の同僚と同等の給与額、支払い方法であること
  • DS-2019記載以外の研究・講義・コンサルなどの追加はしないことと
  • イントラックスの審査に適切に対応すること

配偶者および子供が同行する場合に必要なJ-2ビザ(家族滞在ビザ)

配偶者または子供(21歳未満)が同行する場合、J-2ビザを取得する必要があります。

  • プログラムの期間中またはプログラムの有効期限終了後少なくとも6か月以上有効なJ-2ビザ申請者のパスポートのコピーを提出すること
  • プログラム期間中、米国国務省の保険要件を満たす保険に加入し、証明書を提出すること(イントラックスでも有料で加入可能)
  • 就職を希望する場合は、別途就労許可が必要となること
  • 米国で学ぶことは可能であること
  • 米国での生活費および往復の航空旅行費用を賄う十分な資金を維持できること
  • J-2ビザ保持者が米国に入国できるのは、J-1申請者の入国後となること

お問い合わせ

プログラムの詳細などはこちらからお問合せください。